四国八十八ヶ所 ・ 愛媛県(伊予・菩提の道場)

第65番 由霊山 慈尊院 三角寺

縁起えんぎでは、聖武天皇(在位724〜49)の勅願ちょくがんにより、行基ぎょうき菩薩が弥勒の浄土をかたどって開いたと伝えられる 御本尊ごほんぞんは十一面観世音菩薩です。 愛媛県・伊予の第65番札所ふだしょです。
第65番 由霊山 慈尊院 三角寺 境内
境内Reggaeman / CC BY-SA 3.0

三角寺

本尊十一面観世音菩薩

おん まか きゃろにきゃ そわか

御詠歌おそろしや三つの角にもいるならば 心をまろく慈悲を念ぜよ

愛媛県伊予菩提の道場高野山真言宗
はじめての方へ|この記事に出てくる言葉
本尊ほんぞん
そのお寺がいちばん大切におまつりする、中心の仏さま。
御真言ごしんごん
本尊に呼びかける、サンスクリットに由来する短い聖なる言葉。
御詠歌ごえいか
その札所をたたえ、巡る心をうたった和歌。
縁起えんぎ
そのお寺の始まりや、いわれを伝える言い伝え。
札所ふだしょ
お参りするお寺のこと。四国遍路では四国八十八ヶ所をめぐる。
大師堂だいしどう
弘法大師(お大師さま)をおまつりするお堂。本堂とあわせてお参りする。
奥のおくのいん
札所の近くにある、もう一つの聖地。旧境内や、大師が修行したと伝わる岩や滝など。
結願けちがん
八十八ヶ所すべてを巡り終えること。「満願まんがん」ともいう。
四つの道場
四国の四県を、心の旅の四段階になぞらえた呼び名。阿波=発心ほっしん、土佐=修行しゅぎょう、伊予=菩提ぼだい、讃岐=涅槃ねはん

八十八ヶ所のなかの位置

八十八ヶ所の道のりで、第65番は 愛媛県(伊予・菩提の道場)にあります。阿波23・土佐16・伊予26・讃岐23ヶ寺のうち、全体では65番目です。

第65番は愛媛県・菩提の道場。
十一面観音(十一面観音像(国宝・法起寺伝来))
「十一面観音像」(国宝・法起寺伝来)奈良国立博物館蔵 出典: Wikimedia Commons(パブリックドメイン)
所在地〒799-0124 愛媛県四国中央市金田町三角寺甲75
前後の札所前の第64番前神寺から約48km(前の第64番前神寺から車遍路約48km・四国霊場屈指の長距離)。次の第66番雲辺寺へ約30km。