第64番 石鈇山 金色院 前神寺

前神寺
本尊阿弥陀如来
おん あみりた ていぜい からうん
御詠歌前は神後は仏極楽の よろずの罪をくだくいしづち
はじめての方へ|この記事に出てくる言葉
- 本尊
- そのお寺がいちばん大切におまつりする、中心の仏さま。
- 御真言
- 本尊に呼びかける、サンスクリットに由来する短い聖なる言葉。
- 御詠歌
- その札所をたたえ、巡る心をうたった和歌。
- 縁起
- そのお寺の始まりや、いわれを伝える言い伝え。
- 札所
- お参りするお寺のこと。四国遍路では四国八十八ヶ所をめぐる。
- 大師堂
- 弘法大師(お大師さま)をおまつりするお堂。本堂とあわせてお参りする。
- 奥の院
- 札所の近くにある、もう一つの聖地。旧境内や、大師が修行したと伝わる岩や滝など。
- 結願
- 八十八ヶ所すべてを巡り終えること。「満願」ともいう。
- 四つの道場
- 四国の四県を、心の旅の四段階になぞらえた呼び名。阿波=発心、土佐=修行、伊予=菩提、讃岐=涅槃。
八十八ヶ所のなかの位置
八十八ヶ所の道のりで、第64番は 愛媛県(伊予・菩提の道場)にあります。阿波23・土佐16・伊予26・讃岐23ヶ寺のうち、全体では64番目です。

縁起と歴史
山岳信仰の霊山として崇拝される日本七霊山の一つ、石鎚山(標高1982m)の麓にある霊場である。真言宗石鈇派の総本山であり、修験道の根本道場でもある。開創は天武天皇(在位673~86)の時代と伝わる。修験道の祖・役行者小角が石鎚山で修行を積んだ後、衆生の苦を救うために釈迦如来と阿弥陀如来が石鈇山大権現となって現れたのを感得し、その尊像を彫って安置し祀ったことに縁起する。その後、桓武天皇(在位781~806)が病気平癒を祈願して成就したことにより七堂伽藍を建立し、勅願寺「金色院・前神寺」の称号を下賜された。以降、文徳天皇、高倉天皇、後鳥羽天皇、順徳天皇など、多くの歴代天皇の信仰が厚かった。後に空海(弘法大師)も2度石鎚山を巡鍚し、虚空蔵求聞持法や護摩修行、断食修行などを行ったことが知られている。江戸時代には西条藩主松平家の祈願所となり、三つ葉葵の寺紋を下賜されるなど寺運は隆盛を極めた。しかし明治維新の神仏分離令により寺領を没収され、一時は廃寺を余儀なくされた。明治22年に前神寺として復興をはたし、真言宗石鈇派総本山として法灯を伝えている。毎年7月1日から始まる「お山開き」には白衣姿の信徒が結集し、法螺貝の音に合わせて「なんまいだ」を唱和している。
- 明治維新の神仏分離令により寺領を没収され、一時は廃寺を余儀なくされた。
- 明治22年に前神寺として復興をはたし、真言宗石鈇派総本山として法灯を伝えている。
見どころ・伽藍
- 御瀧行場不動尊大師堂右奥の浄土橋を渡った先にある。かつて滝打ち修行が行われた場所。
- 権現様縁日毎年3月に盛大に執行される。
- 石鎚山信仰修験道の祖・役行者と弘法大師ゆかりの霊峰に近い立地。
- 本尊釈迦如来石鎚山の霊験にちなむ霊場として信仰を集める。
- 御影供毎月21日に大師像の開帳がある。
- 御瀧行場不動尊:大師堂右奥の浄土橋を渡った右にある。かつては滝打ち修行が行われていた。画像2
- 権現様縁日・御瀧行場不動尊(大師堂右奥、浄土橋の右。かつては滝打ち修行が行われていた)・奥の院・奥前神寺(石鎚山中腹にあり、現在はロープウエーが通じていて、お山開き期間中は参詣できる)
- 山岳信仰の霊山として崇拝される日本七霊山の一つ、石鎚山(標高1982m)の麓にある霊場である。真言宗石鈇派の総本山であり、修験道の根本道場でもある。
- 開創は天武天皇(在位673~86)の時代と伝わる。修験道の祖・役行者小角が石鎚山で修行を積んだ後、衆生の苦を救うために釈迦如来と阿弥陀如来が石鈇山大権現となって現れたのを感得し、その尊像を彫って安置し祀ったことに縁起する。
- その後、桓武天皇(在位781~806)が病気平癒を祈願して成就したことにより七堂伽藍を建立し、勅願寺「金色院・前神寺」の称号を下賜された。
- 後に空海(弘法大師)も2度石鎚山を巡鍚し、虚空蔵求聞持法や護摩修行、断食修行などを行ったことが知られている。
- 明治22年に前神寺として復興をはたし、真言宗石鈇派総本山として法灯を伝えている。
- 開創は天武天皇(在位673~86)の時代と伝わる。修験道の祖・役行者小角が石鎚山で修行を積んだ後、衆生の苦を救うために釈迦如来と阿弥陀如来が石鈇山大権現となって現れたのを感得し、その尊像を彫って安置し祀ったことに縁起する。
- 後に空海(弘法大師)も2度石鎚山を巡鍚し、虚空蔵求聞持法や護摩修行、断食修行などを行ったことが知られている。
- OUV特記:石鎚信仰。うちぬき(自噴井)と一体の水利用景観
信仰と物語
- 本尊は阿弥陀如来。前には神(石鎚の神)、後ろには仏がいて、極楽へと導き、あらゆる罪を打ち砕いてくださる、霊峰石鎚(前神寺)であることよ。
- 真言は「おん あみりた ていぜい からうん」。
- 宝号は南無大師遍照金剛/南無神変大菩薩/南無石鈇蔵王大権現。
- 縁起に含まれる伝承事項は『〜と伝わる』の語り口で扱うこと。
- 縁起に含まれる伝承は『〜と伝わる』の語り口で扱うこと。
- 御詠歌「前は神後は仏極楽の よろずの罪をくだくいしづち」
- 御詠歌は四国霊場会の札所案内や納経帳などで広く流通し、巡礼の道中で唱えられる。
- 開基は役行者小角と伝わる。
- 開創は天武天皇(在位673~86)の時代と伝わる。修験道の祖・役行者小角が石鎚山で修行を積んだ後、衆生の苦を救うために釈迦如来と阿弥陀如来が石鈇山大権現となって現れたのを感得し、その尊像を彫って安置し祀ったことに縁起する。
- その後、桓武天皇(在位781~806)が病気平癒を祈願して成就したことにより七堂伽藍を建立し、勅願寺「金色院・前神寺」の称号を下賜された。
- 以降、文徳天皇、高倉天皇、後鳥羽天皇、順徳天皇など、多くの歴代天皇の信仰が厚かった。
- 後に空海(弘法大師)も2度石鎚山を巡鍚し、虚空蔵求聞持法や護摩修行、断食修行などを行ったことが知られている。
- 江戸時代には西条藩主松平家の祈願所となり、三つ葉葵の寺紋を下賜されるなど寺運は隆盛を極めた。しかし明治維新の神仏分離令により寺領を没収され、一時は廃寺を余儀なくされた。
参拝の手引き
- 修正会:日時:1月1日から3日まで本堂にて(①9:00〜11:00 ②13:00〜15:00)
- 節分会(星まつり):日時:2月2日(13:00〜 柴灯大護摩供・権現様ご開帳・福投げを行います)
- 灌仏会(花まつり):日時:5月(7:00〜17:00 宿坊玄関前にて甘茶をご用意しています)
- 御砂踏み:日時:5月(9:00〜16:00 本堂にて)
- 夏山修行開白:日時:6月30日(7:00〜 柴灯大護摩供)
- 夏山修行結願:日時:7月11日(12:30〜 柴灯大護摩供・権現様ご開帳・福投げを行います)
- 修正会:日時:12月31日 23:45〜 除夜の鐘・(権現様のお札を授与しています)護摩供(不動堂)・権現様ご開帳(権現堂)
- 駐車場:あり(無料)
- 電話:0897-56-6995
- 納経時間・拝観料は季節や行事で変わる場合がある。参拝前に電話または公式での確認を推奨。
- 前の第63番吉祥寺から約3.2km。次の第65番三角寺へ約48km。
- いよ小松インターチェンジから国道11号線を西条市方面へ進み、石鎚山駅信号の先100mを右折。直進すると正面にあります。
- 〒793-0053 愛媛県西条市洲之内甲1426
写真

画像の著作権表示(出典:Wikimedia Commons)
- 境内© Reggaeman / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0
出典
本文の確認に用いた公開資料と、札所別研究記録に記載された書誌情報です。公開本文のURLを確認できた資料はリンクし、書誌情報のみ確認できたものはその旨を明記しています。