不動明王
平等寺と不動明王
四国八十八ヶ所第二十二番札所、高野山真言宗の平等寺では、毎月28日に不動護摩を修しています。28日はお不動さまの縁日です。
平等寺のお不動さまは、江戸期の作と伝わる寄木造の坐像です。右手に利剣、左手に羂索を執り、天地眼(左右で上下を見るまなざし)と牙をあらわした、忿怒のお姿です。
平等寺は不動信仰があつく、年に営む焼八千枚供(しょうはっせんまいく)や二十二万枚護摩も、お不動さまを本尊とする大法としてお勤めしています。一昼夜にわたって護摩木を投じ、煩悩と災厄を智火に焼き尽くす、不動の大法です。月例の不動護摩は、その信仰の日常の要にあたります。
厄除け・災難除け・息災延命など、災いを断ち身を護る祈りを、護摩の智火にのせてお届けします。

お像の諸元
不動明王とは
不動明王は、大日如来が忿怒のお姿であらわれた化身です。
燃えさかる火焔を背に、右手に剣、左手に羂索(なわ)を執り、磐石のうえに揺るがず坐すお姿で知られます。きびしい忿怒の表情は、怒りではなく、人を救おうとする大悲の強さのあらわれです。
その智火は、外の災いだけでなく、内なる煩悩をも焼き払うとされます。剣で迷いを断ち、羂索で迷う者を引き寄せて、さとりへと導く。厄除けと息災の祈りに、もっともかなう仏です。
毎月28日の不動護摩
28日がお不動さまの縁日とされるのは、三十日秘仏で28日が大日如来にあたり、その化身が不動であることに由来します。平等寺でも、この不動縁日に不動護摩を修しています。
護摩とは、護摩炉に智火を燈し、護摩木を炎に投じながら真言をとなえて修す、真言宗の祈りの作法です。護摩の火は、お不動さまの智火に見立てられます。厄除け・災難除け・息災延命の願いを託していただけます。オンラインからもお申し込みいただけます。
お唱えする真言
お不動さまに手を合わせるとき、次の真言(慈救呪)をおとなえします。
のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うん たらた かんまん
namaḥ samanta-vajrāṇāṃ caṇḍa-mahāroṣaṇa sphoṭaya hūṃ traṭ hāṃ māṃ
「あまねき金剛尊に帰命したてまつる。暴悪なる大忿怒尊よ、障りを打ち砕きたまえ」と祈る、お不動さまの中呪(慈救呪)です。
よくあるご質問
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不動明王と平等寺の祈りを、さらに知るための記事です。