日取りを、史料から読み解く
平等寺吉凶暦
日付を選ぶと、婚礼、建築、外出、神事など、行いごとの吉凶とその意味が分かります。旧暦への換算と、東アジアから近代までの暦資料をもとに読み解きます。
選択した日
旧暦と暦注を読み込んでいます。
旧暦と暦注を読み込んでいます。
平等寺吉凶暦の読み方
一日を点数で占うのではなく、婚礼、建築、外出、神事など、行いごとに重なった暦注を読み分ける道具です。
日取りの吉凶は、一つの時代や一冊の暦書だけから生まれたものではありません。中国から東アジアへ広がった選日、漢訳『宿曜経』、日本の具注暦と暦家の学説、中世の選日書、近世の地方暦・大雑書、職人や地域の実践、近現代の運勢暦が、異なる配当法と用途を伝えてきました。
平等寺吉凶暦では、選んだ日へ暦注を配置する計算に『簠簋』諸本をもとにした校訂表を採用しています。一方、各暦注の意味はその表だけで完結させず、ほかの資料系統と研究を時代別に分け、直接確認できる記述、同じ暦注群の背景、未確認の部分を区別して示します。
同じ日に吉と凶が並ぶのは、婚礼、造屋、外出、山入り、神事など、対象の異なる暦注が重ねられてきたためです。件数の多い側をその日の結論にせず、予定する行いに関係する項目を選び、対象、例外、異説を確かめてください。