平等寺の毘沙門天
平等寺と毘沙門天
平等寺の毘沙門天は、江戸期の作と伝わる寄木造の立像です。甲冑を身につけ、右手に鉾、左手に宝塔を捧げ持っています。
宝塔はお釈迦さまの遺骨(仏舎利)を納める塔で、それをささげ持つ姿は、仏の教えを護る毘沙門天の役目をあらわします。鉾と甲冑は、武神としての力を示します。
平等寺では毎月1日に毘沙門天護摩を修し、月のはじめに福徳と無事を祈ります。護摩の内容と申込方法は、専用ページでご案内しています。

お像の諸元
毘沙門天とは
毘沙門天は、四天王のうち北方を護る多聞天と同じ尊で、財宝と福徳をつかさどる天です。
甲冑をまとい、片手に宝塔をかかげるお姿で知られます。単独で信仰されるときは、武運・勝運の守り神として、また福をもたらす神として親しまれ、七福神の一尊にも数えられます。
『毘沙門天王経』では、毘沙門天が仏の前で、未来の人々のために自らの真言を説かせてほしいと願い出ます。その理由として挙げるのが「利益安楽」「豊饒財宝」「護持国界」、すなわち人々に利益と安楽をもたらし、財宝を豊かにし、国土を護ることです。
毎月1日の毘沙門天護摩
1日は朔日、新しい月の始まりです。平等寺では毎月1日の夜、毘沙門天さまの御前で護摩を修し、福徳と無事を祈ります。
護摩では、仏の智慧を表す智火を燈し、必勝・金運・商売繁盛などの願いを託します。日時、受けられる祈願、志納金と申込方法は、護摩の専用ページでご確認いただけます。
おとなえする真言
毘沙門天さまに手を合わせるとき、次の真言をおとなえします。
毘沙門天の真言
おん ばいしらまんだや そわか
oṃ vaiśravaṇāya svāhā
「毘沙門天(ヴァイシュラヴァナ)よ」と帰依し、その加護の成就を祈る真言です。
よくあるご質問
願いごとから護摩を選ぶ
平等寺では、五尊の月例護摩をオンラインで受け付けています。願いごとに近い仏さまを選び、申込画面で内容を確かめられます。
参考文献・出典
本ページは、平等寺のお像と月例の祈りを中心に、本文へ直接関わる資料を選んで示しています。毘沙門天の経典・図像・信仰史に関する詳しい書誌は、一般解説にまとめています。
解説記事「毘沙門天とは」の詳しい参考文献を見る