読みもの

修験とは何か。「験」の正体を突きとめる

山に分け入り、滝に打たれ、火を前に祈る。山伏やまぶしの修行の道を、修験道しゅげんどうといいます。その名は「げんしゅする」と書きます。では、その「験」とはいったい何なのでしょうか。祈りは、なぜ「効く」と説かれてきたのでしょうか。この一語の背後には、パーリ語の古経典から密教の悉地しつじ、そして弘法大師の即身成仏まで、仏教二千五百年の蓄積が横たわっています。漢訳・パーリ語・サンスクリット語・チベット語の原典を横断して、その正体を突きとめます。

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