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お彼岸にお参りへ行けない方へ

お彼岸供養法会

供養の内容とお布施

お彼岸の七日間、毎日お名前を読み上げて供養するプランです。

次のお彼岸は春分・秋分の頃です。受付開始後、このページからお申し込みいただけます。

一回だけの供養は、一座500円からお申し込みいただけます。

お彼岸の七日間、平等寺の住職が毎晩の法会でご先祖さまや大切な方のお名前とご戒名を読み上げ、ご供養します。ライブ配信で、ご自宅からお参りいただけます。

次のお彼岸は春分・秋分の頃です。受付開始後、このページからお申し込みいただけます。

目次

お申し込み後の流れ

  1. 申し込む

    お名前とご戒名、ご命日を入力し、お布施を納めます。ご戒名・ご命日は空欄でも結構です。

  2. 法会で読み上げます

    期間中、住職が本堂で一人ひとりのお名前を読み上げ、ご供養します。

  3. ご自宅からお参りください

    ライブ配信の祈願番号で、読み上げの順番が分かります。読み上げのたびに平等寺オンラインの通知でお伝えし、すべての読み上げが済んだら満了をお知らせします。通知設定でメールやLINEを登録すると、そちらにも届きます。

    ライブ配信について
  4. 授与品をお届けします

    回向之証やお彼岸カード、御幣は期間終了後にお送りします。卒塔婆と白木位牌は本堂に奉安し、翌年のどんど焼きでお焚き上げします。

よくあるご質問

はい。ご戒名・ご命日は空欄のままで結構です。生前のお名前で読み上げます。ご命日が分かる場合は、あわせて読み上げます。

はい。他宗派のご戒名でも、そのままお申し込みいただけます。

はい。ペットのお名前を入力してお申し込みください。

はい。申込時に「匿名で読み上げる」を選ぶと、配信ではお名前を伏せて読み上げます。

はい。配信をご覧になれない日も、供養は変わりなく行います。お参りできる日は、平等寺オンラインのライブ配信ページからご覧ください。

ライブ配信を見る
彼岸花

お彼岸と六波羅蜜

お彼岸は、春分・秋分の日をはさんだ七日間です。お墓やお仏壇に手を合わせ、ご先祖さまや大切な方を偲びます。

「彼岸」は、仏さまの世界を表す言葉です。そこへ近づくための六つの実践が「六波羅蜜(ろっぱらみつ)」です。お供えやお掃除など、身近な所作にもその教えが込められています。

  • お供えものをする布施(ふせ)
  • 仏前を掃除する持戒(じかい)
  • お花をお供えする忍辱(にんにく)
  • お膳をお供えする精進(しょうじん)
  • お線香をたてる禅定(ぜんじょう)
  • ロウソクをともす般若(はんにゃ)

六波羅蜜について詳しく読む

六波羅蜜の解説

お供えものに込められた六波羅蜜の意味を、一つずつ読めます。

布施波羅蜜 — お供えもの

見返りを求めず分け与える行い。お墓や仏壇へのお供え・お清めの水は布施の象徴です。

布施(Dāna ダーナ)は、分け与えること。布施波羅蜜とは分け与える行為として完成されたものという意味で、見返りを求めずに何かを分け与える行為のことです。

人はつい、何かを渡せばそれなりの対価があって当然と考え、対価が少なければ不満を言い、多ければ得をしたと喜びます。

例えば、あなたが結婚披露宴に呼ばれたとしましょう。そのとき、お慶びとして渡した金額と比べて

  • 料理や引出物が良くない・・・
  • 料理や引出物が立派すぎる!!大丈夫だったかな?

などと思ってしまうと、せっかくの気持ちとして包んだお慶びのお金が、自分を苦しめることになります。

仏教では、「一切の見返りを求めることなく、誰かに強制されるわけでもなく、行いたい人が、行いたい分だけ、行いたいときに差し出す」という形のモノのやり取り(これを布施波羅蜜といいます)が推奨されています。こうすることで、他人とのやりとりの中で、余計な苦しみが生まれないようにするというお釈迦様の知恵です。

もちろん、お金だけではなく、様々な贈り物や、笑顔を見せること、何気ない心遣いなども対象になりますよ。

すれ違う人ともにっこり会釈してみましょう!

ご先祖さまへのお供えは布施波羅蜜の象徴

先祖供養の場においては、亡くなられた方に対してお供えものをすることが布施波羅蜜に当たります。私たちは、故人へのお供えを通して、理想的なモノのやり取りの仕方を身につけ、生きている人にも同じような行いができるようにと修行しているのです。

なお、お墓にかけるお水(仏さまの身を清めるお水)は布施波羅蜜の代表格ですので、ぜひ行いましょう。

布施

持戒波羅蜜 — 清掃と身を清める

十善戒に沿い、言動や心を整える実践。仏壇やお墓の掃除、手水や塗香は持戒の象徴です。

持戒(Śīla シーラ)は、戒を守ること。持戒波羅蜜とは「戒律を守り完成されたもの」という意味で、真言宗においては十善戒を守って暮らすという意味です。

十善戒とは

戒とは、悪いことをせず、善いことを行うために定めらたルールです。真言宗は、10の項目からなる「十善戒」を守ることを勧めています。

1つ1つみていくと、小学生でも分かるようなことばかりですが、大人になればなるほど守るのが難しいもの。

急に守ろうとすると続きませんので、とりあえず一週間おやつを禁止にしてみるような感覚で、お彼岸の期間中、以下の項目を意識して暮らしてみましょう。次第に守ることが楽しみになってくるかもしれません。悪いことをせず、善いことをするって、当たり前ですが気持ちがいいことなんですよ。

行動の戒
  1. 不殺生…生きているものを傷つけない。他者を大切にする行動。
  2. 不偸盗…与えられていないものを自分のものとしない。他者と共に生きる行動。
  3. 不邪淫…家庭を壊すような男女関係を持たない。他者をいつくしむ行動。
言葉の戒
  1. 不妄語…意図的にウソをいわない。他者と正直に向き合うことば。
  2. 不綺語…余計なことをいわない。他者とまじめに向き合うことば。
  3. 不悪口…悪口をいわない。他者を尊重することば。
  4. 不両舌…人の絆を裂くような二枚舌を使わない。他者のためになることば。
こころの戒
  1. 不慳貪…出し惜しみせず必要以上に欲しがらない。他者に分け与えるこころ。
  2. 不瞋恚…怒りの感情に包み込まれない。他者をいつくしむこころ。
  3. 不邪見…因果応報(善いことをすれば善い結果を得る)の道理を信じるこころ。

はい。期間中はいつでもお申し込みいただけます。お申し込みの後に行われる法会から読み上げます。

一座のみの読み上げ供養は500円からです。クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、銀行振込などをお使いいただけます。授与品の発送がある場合は、払込票を同封する郵便振替も選べます。

回向之証やお彼岸カード、御幣は、お彼岸の期間が終わってから順にお送りします。卒塔婆と白木位牌はお送りせず、本堂に奉安し、翌年のどんど焼きでお焚き上げします。

お盆は、ご先祖さまをこちらへお迎えする期間です。お彼岸は、こちらから彼岸(仏さまの世界)へ近づく期間とされ、六波羅蜜の実践を通して心を整え、供養を行います。

此岸と彼岸を隔てる川のイメージ

身を清めることは持戒波羅蜜の象徴

体を清潔に保つことや、ご仏壇やお墓を掃除することは、自分の言動や心持ちを綺麗にすることと通じることから持戒波羅蜜の象徴となります(寺社にお参りした際の手水や塗香などで身を清めることも含む)。自分からすすんでやってみましょう。

持戒

忍辱波羅蜜 — 花を供える

どのような状況でも心を乱さず受け入れる力。季節の花を供えて、前へ進む勇気をいただきます。

忍辱(kṣānti クシャーンティ)は、耐え忍ぶこと。忍辱波羅蜜とは「耐え忍び完成されたもの」という意味で、心が乱れなくなりすべてを受け入れることができる状態のことです。

仏教の花といえば蓮華ですが、蓮華は泥の中で育ちながら、まったく汚れることなく美しい花を咲かせます。

どのような環境にあっても、自分の本質は汚れることがなく清らかである。何がっても耐え忍び、怒ることなく平然としている姿は、まるで蓮華の花のようです。

現代人にとっては我慢し続けるだけのようでちょっと嫌かもしれませんが、忍辱には細かく分けて3種類あるので、それぞれ詳しくみていきましょう。

3つの忍辱

1. 他人の言動に対し心を乱さない

忍辱の反対語は怒りです。

  • あれだけ良いことをしたのに感謝されなかった。
  • あの人は私をあなどっているのかいつも良い扱いをしてくれない。

こういったことに対して怒っていると心は乱れます。相手の心ではなく、自分の心に注意をはらって、常に平静でいるよう務めましょう。

もちろん、我慢するのが目的ではなく、そうすることではじめて、見返りを求めない布施や、怒りに身を任せない持戒の修行が完成し、すべてを受け入れる土壌ができるからです。

相手の言動に一喜一憂せず、今やるべきことを行う。そのときに自分の心を守ってくれるのが忍辱で、あらゆる修行の基礎となるものです。

2. 自分自身の苦しみに対して心を乱さない

人生、思うようになることは多くありません。病気になることもあるし、人間関係で悩むこともあります。

もし、自分にふりかかる問題で、努力すれば解決可能なものであれば、悲しんだり、動揺したり、心配したり、怒ったり、いきどおったりせず、解決するために必要なことを粛々と行いましょう。

一方、どうやっても解決不可能なものであれば、怒ってもどうにもなりません。どうにもならないことに心を乱しては、それが新たな苦しみを生みます。

自分の状況と冷静に向き合い心を乱さないことで、すべてを受け入れる余裕と前に進む勇気が生まれます。

3. 忍辱の過程で生じることに対して心を乱さない
阿閦如来

阿閦如来(あしゅくにょらい)は別名不動仏(ふどうぶつ)と呼ばれます。なにものも恐れない、大地のごとく動じない心を持った仏という意味で、忍辱行を極めて成仏しました。

修行は一進一退するものです。うまく耐えたと思うときもあれば、怒ってしまうこと、悲しんでしまうこともあります。人間ですもの。

こんなとき、やっぱり私は駄目だ、とか、こんな修行無理でしょ、などと否定することなく、反省すべきところは反省し、次への糧としていきましょう。

忍辱は先へと進む勇気を与えてくれるもの

忍辱は、単純な我慢ではなく、すべてを受け入れ先に進む勇気を与えてくれるもので、これなくして布施波羅蜜・持戒波羅蜜は成立しません。

お供えのお花は忍辱波羅蜜の象徴

お彼岸でお墓やご仏壇にお花をお供えするときはぜひこのことを思い出し、どんな状況でも決まって花咲く植物をみて、自分も先に進む勇気をもらいましょう。

精進波羅蜜 — 食を供える

善い行いを喜びとして継続する実践。霊供膳や仏飯を毎日供えることが精進の象徴です。

精進(vīrya ヴィーリヤ)は、勇ましい者、という意味が転じて、継続して善い行いをすること。精進波羅蜜とは「継続した善い行いによって完成されたもの」という意味で、善い行いをし続ける状態のことです。

ただ、どんな形であれ善い行いを継続しさえすれば精進なるかといえば、そうではありません。

例えば、責任感や義務感などで行っている修行は精進ではありません。突発的に行ってすぐ飽きてしまうような活動も精進ではありません。

善い行いそのものが楽しみで、それをモチベーションとして持続できている状態のことを、はじめて精進と呼びます。

精進とは「善行ドリブン」な行為(善行に突き動かされた行為)といえます。

何が善い行いかは、持戒波羅蜜をご覧ください。

精進の反対語

精進には対となる言葉がいくつかあります。

1. あとでやる

先延ばしにするということは、ようするに突き動かされていないということです。

2. なまける

やったほうが良いことがあるのにやらない、あるいはもっと楽なことに気持ちが動くというのは、同じく突き動かされていないということです。

3. あきらめる

私には無理だとあきらめるということは、つまり突き動かされていないということです。

勇ましい者

大日如来

大日如来(だいにちにょらい)のご真言「あびらうんけん」は、大勤勇(だいごんゆうざんまい・大いなる勇ましい勤め)の真言と呼ばれます。仏とは、人々の救済活動そのものを楽しみとして救済活動をつとめ続ける人のことです。

忍辱で前に進む勇気を得て、善行に励む精進を行えば、修行の完成は目の前です。

霊供膳や食べ物のお供えは精進波羅蜜の象徴

お彼岸の期間にこれらが身について楽しくなってきたら、ぜひ継続して行いましょう!

お供えものの霊供膳や食べ物は精進の象徴ですので、まずは仏飯(ぶっぱん)を毎日お供えしてみると良いかもしれません。

禅定波羅蜜 — 線香を焚く

心を静め、洞察と集中を養う実践。香を聞き、静かに祈る時間を持ちましょう。

禅定(Dhyāna ディヤーナ)は、瞑想すること。禅定波羅蜜とは「瞑想によって完成されたもの」という意味で、心を良い状態に保ち、洞察力や集中力があり、慈悲に溢れた状態にすることです。

瞑想というと、「無になれ」とか「煩悩を無くせ」といった言葉を想像する人もいると思いますが、六波羅蜜における禅定は以下のような意味です。

  1. 心を安らかにすることで、洞察力・集中力を得る
  2. 自分と他人との区別をしない(自他平等)ことで、他への慈しみの心を観察する

心が乱れていては、集中することはできません。

例えば、家で猫を飼っている人がいて、その猫を置いて家族全員で長期間の旅行に出かけたとします。たとえ近所の人や預かりサービスなどを利用して世話を頼んでいたとしても、心のどこかでは猫のことが心配で旅行中も気がかりでしょう。

同じように、善行をなそうとしていても、他のことに気を取られていてはなかなかうまくいかないものです。

そこで、瞑想することで自分の心の中の余計な部分を削ぎ落とし、本当に必要なことは何かと洞察していきます。その過程で、「自分は○○だ」とか「あの人は□□だ」なども削ぎ落とし、ただ「善いことを行い、悪をなさないことで、苦しみを無くす」ということにのみ集中していきいます。

これによって、自然と怒りや自分と他人を比べるような心から離れ、心の平安を得ます。

お線香は禅定波羅蜜の象徴

お線香は禅定波羅蜜の象徴ですので、お香の良い香りを楽しみながら、ゆっくり瞑想してみましょう。

禅定

般若波羅蜜 — 灯明をともす

ものごとの本質を観る智慧。灯明(ロウソク)は無明を照らす象徴です。

般若(Prajñā プラジュニャー)は、智慧のこと。般若波羅蜜とは「智慧によって完成されたもの」という意味で、あらゆるものの本質は空性であり、自分や他人という区別から離れた境地で世界を観察する智慧を指します。

これだけ聞くと難しいことのように思うかもしれませんが大丈夫。

布施→持戒→忍辱→精進→禅定と進むと自然とこの智慧が身につくという流れになっているのが六波羅蜜です。

いきなりゴールを目指すのではなく、一歩ずつ進んでいきましょう。

六波羅蜜の関係

六波羅蜜はそれぞれ連動している修行です。

  1. 布施波羅蜜によって、見返りを求めない他者への慈しみを得ます。
  2. 他者への慈しみの詳細な方法論として持戒波羅蜜があり、十善戒を守ります。
  3. 十善戒を守るためには、心の乱れを無くす必要があり、忍辱波羅蜜を実践します。
  4. 心の平安を一過性のものとせず精進波羅蜜として継続させます。
  5. この状態について深く洞察し、必要なことに集中すべく禅定波羅蜜に入ります。
  6. 禅定によって得た自他を区別しない境地(空)から、布施・持戒・忍辱・精進・禅定を再度捉え直します。

このような方法で般若波羅蜜をひとたび得ると、あとは無限ループ。これを悟り・解脱といい、六波羅蜜という乗り物に乗って、仏の世界である向こう岸、彼岸へと渡ることができます。

灯明・ロウソクは般若波羅蜜の象徴

ご仏壇のロウソクはこの般若波羅蜜の象徴で、無明を照らすものです。皆さまも、この六波羅蜜の修行を通し、世界を照らす灯明となっていきましょう。

灯明

供養の内容とお布施

お彼岸の七日間、毎日お名前を読み上げて供養するプランです。

次のお彼岸は春分・秋分の頃です。受付開始後、このページからお申し込みいただけます。

一回だけの供養は、一座500円からお申し込みいただけます。