第2番札所 日照山 無量寿院 極楽寺

極楽寺
本尊阿弥陀如来
おん あみりた ていぜい からうん
御詠歌極楽の弥陀の浄土へ行きたくば 南無阿弥陀仏口ぐせにせよ
はじめての方へ|この記事に出てくる言葉
- 本尊
- そのお寺がいちばん大切におまつりする、中心の仏さま。
- 御真言
- 本尊に呼びかける、サンスクリットに由来する短い聖なる言葉。
- 御詠歌
- その札所をたたえ、巡る心をうたった和歌。
- 縁起
- そのお寺の始まりや、いわれを伝える言い伝え。
- 札所
- お参りするお寺のこと。四国遍路では四国八十八ヶ所をめぐる。
- 大師堂
- 弘法大師(お大師さま)をおまつりするお堂。本堂とあわせてお参りする。
- 奥の院
- 札所の近くにある、もう一つの聖地。旧境内や、大師が修行したと伝わる岩や滝など。
- 結願
- 八十八ヶ所すべてを巡り終えること。「満願」ともいう。
- 四つの道場
- 四国の四県を、心の旅の四段階になぞらえた呼び名。阿波=発心、土佐=修行、伊予=菩提、讃岐=涅槃。
八十八ヶ所のなかの位置
八十八ヶ所の道のりで、第2番は 徳島県(阿波・発心の道場)にあります。阿波23・土佐16・伊予26・讃岐23ヶ寺のうち、全体では2番目です。
基本情報
| 札所番号 | 四国八十八ヶ所霊場 第2番札所(徳島県・阿波、発心の道場) |
|---|---|
| 寺名 | 極楽寺(ごくらくじ) |
| 山号・院号 | 日照山 無量寿院 |
| 宗派 | 高野山真言宗 |
| 御本尊 | 阿弥陀如来(あみだにょらい) |
| 御真言 | おん あみりた ていぜい からうん |
| 御詠歌 | 極楽の弥陀の浄土へ行きたくば 南無阿弥陀仏口ぐせにせよ |
| 所在地 | 〒779-0225 徳島県鳴門市大麻町檜字段の上12 |
| 電話 | 088-689-1112 |
| 駐車場 | 普通40台・大型6台・無料 |
| 納経時間 | 午前8時から午後5時まで(霊場会の定める全札所共通の時間。納経帳への朱印は500円、2024年4月1日改定) |
| 前後の札所 | 前の1番霊山寺から約1.5km。次の3番金泉寺へ約2.7km(徒歩約45分)。 |
| 公式サイト | http://www.ca.pikara.ne.jp/gokurakuji/ |
| 霊場会の案内 | 極楽寺|(一社)四国八十八ヶ所霊場会 |
縁起と歴史
行基菩薩の開基と伝えられている。弘仁6年(815)、42歳の弘法大師がこの地で三七日間『阿弥陀経』を読誦し、修法された。その結願の日に阿弥陀如来が出現したので、大師はその姿を彫造して本尊とされた。この阿弥陀如来像は尊容が美しく、発する光は遠く鳴門の長原沖まで達したという。漁民たちは、その光が漁の妨げになるとして本堂の前に人工の小山を築き、光を遮ったという。この故事から「日照山」と号した。その後、天正年間(1573〜92)に長宗我部元親の兵火で焼失したが、万治2年(1659)、本堂は蜂須賀光隆公の援助によって再建されている。
三方を山に囲まれた閑静な境内で、朱塗りの仁王門をくぐると極楽浄土をイメージしたような庭園が広がる。44段ほどの石段をのぼった正面に本堂があり、その右手奥が大師堂である。この大師像は「安産大師」とも呼ばれている。流産ばかりする夫人に大師が加持祈祷したところ、即座に子宝に恵まれたという由縁によるもので、安産祈願に霊験があるとされている。弘法大師お手植えとされる「長命杉」は、樹齢1200年あまり、高さが約31メートル、周囲約6メートルもある霊木である。触れれば家内安全ばかりか、病気平癒や長寿も授かるといわれる。鳴門市の天然記念物に指定されている。千古の風雪に耐えてきた巨杉だけに、巡礼の折にはぜひ触れてみたい。
行基菩薩の開基と伝わり、弘仁6年(815年)に弘法大師が21日間にわたり『阿弥陀経』を読誦・修法した結願の日、阿弥陀如来が姿を現したという。大師はそのお姿を自ら彫造して本尊としている。本尊から放たれる光があまりに強く、鳴門の長原沖まで届いて漁の妨げになったため、漁民たちが本堂の前に小山を築いて光を遮ったという逸話が、山号「日照山」の由来である。大師堂に安置される大師像は「安産大師」と称される。流産が続いていた婦人に加持祈祷を施したところ即座に子宝に恵まれたという霊験から、安産祈願に訪れる参拝者が今も絶えない。境内にそびえる弘法大師お手植えの長命杉は樹齢1200年超、高さ約31m、幹周り約6mの巨木で、鳴門市の天然記念物に指定されている。その前に立つだけで家内安全・病気平癒・長寿のご利益を願う信仰があるとされ、遍路が命そのものへの祈りと結びついていることを実感させてくれる。朱塗りの仁王門をくぐった先には極楽浄土を模した庭園が広がり、仏足石や願掛け地蔵にも手を合わせる参拝者の姿が見られる。
- 弘仁6年(815)、42歳の弘法大師がこの地で三七日間『阿弥陀経』を読誦し、修法された。
- 天正年間(1573〜92)に長宗我部元親の兵火で焼失したが、万治2年(1659)、本堂は蜂須賀光隆公の援助によって再建されている。
- 弘仁6年(815年)に弘法大師が21日間にわたり『阿弥陀経』を読誦・修法した結願の日、阿弥陀如来が姿を現したと伝わる。
見どころ・伽藍
- 仏足石本堂階段の登り口にある。釈迦が説法した際に石へ足形が残ったとされる。
- 願掛け地蔵仁王門の左手にある。地蔵真言を唱えて精進すれば不思議なご利益を願う信仰が伝わる。
- 日照山本尊の光が鳴門沖まで届き、漁民が小山を築いて遮ったという故事が山号の由来。
- 極楽庭園朱塗りの仁王門の先に、浄土を模した庭園が広がる。44段の石段の先に本堂がある。
- 長命杉大師お手植えと伝わる杉。樹齢1200年超、高さ約31m、鳴門市の天然記念物。
- 安産大師大師堂の大師像は、安産祈願の信仰を集める。
- 朱塗りの仁王門をくぐると極楽浄土を模した庭園が広がり、44段ほどの石段の先に本堂がある。
- 本堂階段の登り口には仏足石があり、釈迦が説法した際に石へ足形が残ったとされる。
- 仁王門の左手にある願掛け地蔵は、地蔵の真言を唱えて精進すれば不思議なご利益を願う信仰があると伝わる。
- 本堂右手奥の大師堂には、「安産大師」と称される大師像が安置され、安産祈願の信仰を集める。
- 弘法大師お手植えの長命杉は樹齢1200年超、高さ約31m、幹周り約6m。鳴門市の天然記念物。
- 本尊の阿弥陀如来坐像は秘仏。木造阿弥陀如来坐像は国指定重要文化財(平安末〜鎌倉、定朝様)とされる。
- 山号「日照山」は、本尊から放たれる光を漁民が小山で遮ったという逸話に由来する。
- 光が鳴門の長原沖まで届き、漁の妨げになったという伝承が、日照という山号と結ばれている。
- 大師はそのお姿を自ら彫造して本尊としている。
- 本尊から放たれる光があまりに強く、鳴門の長原沖まで届いて漁の妨げになったため、漁民たちが本堂の前に小山を築いて光を遮ったという逸話が、山号「日照山」の由来である。
- 大師堂に安置される大師像は「安産大師」と称される。流産が続いていた婦人に加持祈祷を施したところ即座に子宝に恵まれたという霊験から、安産祈願に訪れる参拝者が今も絶えない。
- 境内にそびえる弘法大師お手植えの長命杉は樹齢1200年超、高さ約31m、幹周り約6mの巨木で、鳴門市の天然記念物に指定されている。
- その前に立つだけで家内安全・病気平癒・長寿のご利益を願う信仰があるとされ、遍路が命そのものへの祈りと結びついていることを実感させてくれる。
信仰と物語
- 本尊の阿弥陀如来は、弘法大師が三七日間の修法を終えた結願の日に現れたお姿を彫造したと伝わる。
- 御詠歌は念仏の実践を説き、極楽往生の願いを口ぐせにすることを勧める。
- 安産大師像と長命杉により、安産・長寿・病気平癒の信仰が今も厚い。
- 朱塗りの仁王門をくぐった先には極楽浄土を模した庭園が広がり、仏足石や願掛け地蔵にも手を合わせる参拝者の姿が見られる。
- 結願の日に阿弥陀如来が出現し、大師がその姿を彫造して本尊としたと伝わる。
- 漁民が本堂前に小山を築いて光を遮ったという故事が、山号「日照山」の由来。
- 流産が続く夫人に加持祈祷したところ即座に子宝に恵まれたことから、「安産大師」と称される。
- 長命杉に触れれば、家内安全・病気平癒・長寿のご利益を願う信仰が伝わる。
- 御詠歌は、極楽往生と南無阿弥陀仏の念仏を説く。
- 遍路歌・句碑が境内に残る場合は、参拝時に目を通すとよい。
- 開基は行基菩薩と伝わる。
- 弘仁6年(815年)、弘法大師が三七日間『阿弥陀経』を読誦・修法した。
- 天正の兵火で焼失した後、万治2年(1659)に蜂須賀光隆公の援助で本堂が再建された。
参拝の手引き
- 花祭り(お釈迦様の誕生日):日時:新暦4月8日
- 水子法会:日時:秋彼岸中日 9月23日10時
- 除夜の鐘:日時:12月31日 午後11時50分
- 駐車場は普通車約40台・大型6台で、無料とされる。
- 長命杉には必ず手を触れて参拝する習慣がある。
- 本尊の阿弥陀如来像は秘仏のため、通常は拝顔できない。
- 1番霊山寺から約2km南、鳴門市大麻町の山地に位置する。
- 藍住ICから県道1号・12号を経由してアクセスする。
- 藍住インターチェンジから、県道1号線を板野町方面へ進み、次に県道12号線を鳴門市方面へ走ると左手にあります。
- 〒779-0225 徳島県鳴門市大麻町檜字段の上12
- 088-689-1112
- 普通40台・大型6台・無料
よくある質問
- 極楽寺は四国八十八ヶ所の何番札所ですか?
- 極楽寺(ごくらくじ)は、四国八十八ヶ所霊場の第2番札所です。徳島県鳴門市にあり、阿波(発心の道場)の札所に数えられます。正式には日照山 無量寿院 極楽寺と称し、宗派は高野山真言宗です。
- 極楽寺の御本尊は何ですか?
- 極楽寺の御本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)です。御真言は「おん あみりた ていぜい からうん」とおとなえします。
- 極楽寺の御詠歌を教えてください。
- 極楽寺の御詠歌は「極楽の弥陀の浄土へ行きたくば 南無阿弥陀仏口ぐせにせよ」です。極楽寺の名のとおり阿弥陀如来の浄土へ往生したいなら、南無阿弥陀仏の念仏を口ぐせにして絶えずとなえなさい。
- 極楽寺の住所と電話番号は?
- 所在地は〒779-0225 徳島県鳴門市大麻町檜字段の上12。電話は088-689-1112です。藍住インターチェンジから、県道1号線を板野町方面へ進み、次に県道12号線を鳴門市方面へ走ると左手にあります。
- 極楽寺に駐車場はありますか?
- 極楽寺の駐車場は、普通40台・大型6台・無料です。
- 極楽寺の前後の札所はどこですか?
- 前の1番霊山寺から約1.5km。次の3番金泉寺へ約2.7km(徒歩約45分)。
- 極楽寺の納経時間は何時から何時までですか?
- 四国八十八ヶ所霊場会の定めにより、四国八十八ヶ所の納経時間は全札所共通で午前8時から午後5時までです(2024年4月1日改定。納経帳への朱印は500円)。
出典
本文の確認に用いた公開資料と、札所別研究記録に記載された書誌情報です。公開本文のURLを確認できた資料はリンクし、書誌情報のみ確認できたものはその旨を明記しています。
