四国八十八ヶ所 ・ 徳島県(阿波・発心の道場)

第21番 舎心山 常住院 太龍寺

「西の高野」と称され、若き弘法大師こうぼうだいしが舎心ヶ嶽で虚空蔵求聞持法を修したと伝わる山岳の霊場れいじょう 御本尊ごほんぞんは虚空蔵菩薩です。 徳島県・阿波の第21番札所ふだしょです。
第21番 舎心山 常住院 太龍寺 ロープウェイ
ロープウェイReggaeman / CC BY-SA 3.0

太龍寺

本尊虚空蔵菩薩

のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか

御詠歌太龍の常にすむぞやげに岩屋 舎心聞持は守護のためなり

徳島県阿波発心の道場高野山真言宗
はじめての方へ|この記事に出てくる言葉
本尊ほんぞん
そのお寺がいちばん大切におまつりする、中心の仏さま。
御真言ごしんごん
本尊に呼びかける、サンスクリットに由来する短い聖なる言葉。
御詠歌ごえいか
その札所をたたえ、巡る心をうたった和歌。
縁起えんぎ
そのお寺の始まりや、いわれを伝える言い伝え。
札所ふだしょ
お参りするお寺のこと。四国遍路では四国八十八ヶ所をめぐる。
大師堂だいしどう
弘法大師(お大師さま)をおまつりするお堂。本堂とあわせてお参りする。
奥のおくのいん
札所の近くにある、もう一つの聖地。旧境内や、大師が修行したと伝わる岩や滝など。
結願けちがん
八十八ヶ所すべてを巡り終えること。「満願まんがん」ともいう。
四つの道場
四国の四県を、心の旅の四段階になぞらえた呼び名。阿波=発心ほっしん、土佐=修行しゅぎょう、伊予=菩提ぼだい、讃岐=涅槃ねはん

八十八ヶ所のなかの位置

八十八ヶ所の道のりで、第21番は 徳島県(阿波・発心の道場)にあります。阿波23・土佐16・伊予26・讃岐23ヶ寺のうち、全体では21番目です。

第21番は徳島県・発心の道場。
虚空蔵菩薩(絹本著色虚空蔵菩薩像(国宝))
「絹本著色虚空蔵菩薩像」(国宝)東京国立博物館蔵 出典: Wikimedia Commons(パブリックドメイン)
所在地〒771-5173 徳島県阿南市加茂町龍山2(「竜山」とも表記)
前後の札所前は20番鶴林寺から(遍路道・太龍寺道で約6.7km、水井橋経由/車道では約11.5km・約30分)。次は22番平等寺へ約10.9km。鶴林寺・太龍寺の連続する峠越えは「遍路ころがし(パート2)」と呼ばれる難所。