logo

平等寺オンライン

祈りと学びの入口

お参り、祈願、仏教を学ぶ時間へ。目的に合わせてお進みください。

ライブ配信祈願を申し込む平等寺

参拝・配信

ライブ配信瑞喜(ZUIKI)お経の練習をする写経奉納絵馬奉納

祈り・供養

法会一覧護摩祈祷のお申し込み授与品一覧祈願を申し込むAñjali - いまここで祈るDāna

学ぶ・読みもの

平等寺を知る読みもの平等寺各種お次第特別法会

平等寺・参拝案内

平等寺について交通アクセス参拝案内ライブ配信

相談・お問い合わせ

住職に質問するこれまでにあった質問への答えお問い合わせ個人面談の予約おたよりを送る
参拝・配信
ライブ配信瑞喜(ZUIKI)お経の練習をする写経奉納絵馬奉納
祈り・供養
法会一覧護摩祈祷のお申し込み授与品一覧祈願を申し込むAñjali - いまここで祈るDāna
学ぶ・読みもの
平等寺を知る読みもの平等寺各種お次第特別法会
平等寺・参拝案内
平等寺について交通アクセス参拝案内ライブ配信
相談・お問い合わせ
住職に質問するこれまでにあった質問への答えお問い合わせ個人面談の予約おたよりを送る
すべてのページを見る

平等寺を知る

平等寺の歴史平等寺由来記平等寺の本尊 薬師如来持仏堂本尊 十一面観音毘沙門天地蔵菩薩不動明王親子二人の箱車

読みもの

平等寺吉凶暦縁日大全がん封じ(癌封じ)についてたくさんの仏さまがいる理由逆修供養開経偈について修験道とは何か入仏三摩耶について越三摩耶についてきゅうり加持について全国のきゅうり加持 実施寺院一覧十一面観音について毘沙門天について地蔵菩薩について不動明王について薬師如来について理趣経について露地の偈(聞鐘偈)について人と祈りに集中する——平等寺のキャッシュレス賽銭、8年準備中はじめての四国遍路四国八十八ヶ所 札所一覧

平等寺

平等寺について交通アクセス参拝案内

各種お次第

朝夕勤行次第金剛界禮讃胎蔵界禮讃仏前勤行次第西国三十三所巡礼次第食事作法次第

特別法会

新春特別護摩祈祷焼八千枚供お彼岸供養法会お盆供養法会きゅうり加持縁日薬師増益護摩日曜薬師増益護摩

イベント一覧

トップページ東海講会高野山講会2023西国巡礼2024#1西国巡礼2024#2西国巡礼2025 結願の旅四国遍路ツアー 2026四国遍路ツアー 2026 第2回

コミュニティ

平等寺 参拝ガイドライン平等寺 撮影・SNS投稿ガイドラインコミュニティ・ガイドライン参拝者によるコンテンツ配信ガイドラインDiscord平等寺サーバー平等寺Notion

そのほかのページ

ライブ配信法会一覧護摩祈祷のお申し込み授与品一覧瑞喜(ZUIKI)お経の練習をする写経奉納絵馬奉納オンライン四国遍路住職に質問するこれまでにあった質問への答えお問い合わせ個人面談の予約おたよりを送る供物を送る祈願を申し込むAñjali - いまここで祈る寺報『soten』Dāna福徳 HukTok寺で手作りする祈祷済みのしめ飾り竹曼荼羅平等講随喜・念誦ポイントのランキング
  1. ホームホーム
  2. 矢印読みもの
  3. 矢印はじめての四国遍路
  4. 矢印四国八十八ヶ所 札所一覧
  5. 矢印第12番 焼山寺
四国八十八ヶ所 ・ 徳島県(阿波・発心の道場)

第12番 摩廬山 正寿院 焼山寺

三面大黒天。中央が大黒天、右面が毘沙門天、左面が弁財天の像 御本尊ごほんぞんは虚空蔵菩薩です。 徳島県・阿波の第12番札所ふだしょです。
第12番 摩廬山 正寿院 焼山寺 本堂
本堂(写真提供:ユリカモメ)
第12番

焼山寺

本尊虚空蔵菩薩

のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか

御詠歌後の世を思えば恭敬焼山寺 死出や三途の難所ありとも

徳島県・阿波発心の道場高野山真言宗
はじめての方へ|この記事に出てくる言葉
本尊ほんぞん
そのお寺がいちばん大切におまつりする、中心の仏さま。
御真言ごしんごん
本尊に呼びかける、サンスクリットに由来する短い聖なる言葉。
御詠歌ごえいか
その札所をたたえ、巡る心をうたった和歌。
縁起えんぎ
そのお寺の始まりや、いわれを伝える言い伝え。
札所ふだしょ
お参りするお寺のこと。四国遍路では四国八十八ヶ所をめぐる。
大師堂だいしどう
弘法大師(お大師さま)をおまつりするお堂。本堂とあわせてお参りする。
奥の院おくのいん
札所の近くにある、もう一つの聖地。旧境内や、大師が修行したと伝わる岩や滝など。
結願けちがん
八十八ヶ所すべてを巡り終えること。「満願まんがん」ともいう。
四つの道場
四国の四県を、心の旅の四段階になぞらえた呼び名。阿波=発心ほっしん、土佐=修行しゅぎょう、伊予=菩提ぼだい、讃岐=涅槃ねはん。

 

  1. 縁起と歴史
  2. 見どころ・伽藍
  3. 信仰と物語
  4. 参拝の手引き
  5. 出典

八十八ヶ所のなかの位置

徳島県発心の道場1〜23
高知県修行の道場24〜39
愛媛県菩提の道場40〜65
香川県涅槃の道場66〜88
12

八十八ヶ所の道のりで、第12番は 徳島県(阿波・発心の道場)にあります。阿波23・土佐16・伊予26・讃岐23ヶ寺のうち、全体では12番目です。

第12番は徳島県・発心の道場。
虚空蔵菩薩(絹本著色虚空蔵菩薩像(国宝))
「絹本著色虚空蔵菩薩像」(国宝)東京国立博物館蔵 出典: Wikimedia Commons(パブリックドメイン)
所在地〒771-3421 徳島県名西郡神山町下分字中318
前後の札所前の11番藤井寺から約13.0km(遍路道)。次の13番大日寺(一宮)へ約27.0km(下山・車道では約45分)。
この寺の成り立ち

縁起と歴史

焼山寺山(標高938メートル)の8合目近くにあり、四国霊場れいじょうで2番目に高い山岳札所ふだしょです。剣山や白髪山など四国山脈の山々を見渡す眺望が広がります。四国霊場には「遍路へんろころがし」と呼ばれた難所の札所がいくつかありますが、焼山寺もその一つで、昔から険しい坂道をたどる「修行の霊場」でした。いまは山上まで車道が通っています。縁起えんぎによると、飛鳥時代に役行者が山をひらき、蔵王権現を祀ったのが寺のはじまりとされます。ところが、この山には神通力を持つ大蛇が棲み、しばしば火を吐いて農作物や村人を襲っていました。弘仁6年ころ、弘法大師こうぼうだいしがこの地を巡られた時、一本杉で休んでいると、阿弥陀様があらわれる夢を見ました。目を覚ますと目の前が火の海になっています。そこで麓の垢取川で身を整えて山に登ると、大蛇は全山を火の海にして行く手を妨げました。大師は「摩廬(水輪の意)の印」を結び、真言しんごんを唱えながら進みましたが、大蛇は山頂近くの岩窟に姿をあらわしました。

大師は一心に祈願し、虚空蔵菩薩のご加護のもとで大蛇を岩窟に封じ込めました。そして自ら彫った三面大黒天を安置し、被害を受けていた人々の安楽と五穀豊穣を祈りました。山が「焼山」となってしまったことから、大師は寺を「焼山寺」と名付けました。「摩廬」の山号も「焼山」の寺名も、こうした不思議な伝説に由来し、鎌倉時代の後期には後醍醐天皇(在位138〜39)の勅願ちょくがん所となっています。境内には樹齢数百年の杉の巨木(県の天然記念物)が並び、巡礼者を迎えています。

昔この山には大蛇が棲み、山全体が火に包まれていたと伝わります。大師が真言の力で炎を鎮め、虚空蔵菩薩の力で大蛇を岩窟に封じ込めたことが寺名の由来です。山門をくぐると、樹齢500年を超える杉の巨木が参道の両脇にそびえ、平地の札所とはまるで異なる霊気に包まれます。十一番藤井寺からの山越えの遍路道は、かつて「遍路ころがし」と呼ばれた四国屈指の難所で、歩き遍路にとって最大の試練とされてきました。この寺には「四国遍路の元祖」とされる衛門三郎の伝説も色濃く残ります。伊予の豪農であった衛門三郎が、托鉢に訪れた大師への施しを拒んだところ、8人の子が次々に亡くなったとされています。悔悟した衛門三郎は大師を追って四国を20周巡り、この焼山寺の麓でついに力尽きました。駆けつけた大師が「何か望みはあるか」と問うと、「来世は河野家に生まれたい」と答え、大師は「衛門三郎再来」と刻んだ小石を握らせたと伝わります。のちに河野家に、左手を握ったまま開かない男児が生まれ、僧が祈祷すると手が開き、中からその石が現れたとされます。石は今も51番石手寺の宝物として伝わっています。この物語は施しと悔悟、そして再生の教えとして、四国遍路が単なる巡礼ではなく、人生をやり直す旅でもあることを象徴しています。境内奥の三面大黒天は福徳のご利益でも知られます。標高700mまで登りつめた先に広がる境内に足を踏み入れること自体が、第1回の巡拝における大きな達成感になるでしょう。

おもな歴史
  • 弘仁6年ころ、弘法大師こうぼうだいしがこの地を巡られた時、一本杉で休んでいると、阿弥陀様があらわれる夢を見た。
お参りの前に

見どころ・伽藍

この札所の見どころ
  • 山岳霊場れいじょう標高938m付近、四国2番目に高い札所ふだしょ。
  • 三面大黒天大師作と伝わる三面の福徳の像。
  • 遍路へんろころがし阿波三難所のひとつ。
  • 杉巨木群樹齢500年超が参道を覆う。
  • 杖杉庵衛門三郎終焉の番外霊場。
  • 虚空蔵信仰後世安楽と三途越えの護り。
伽藍・主要堂宇
  • 標高938mの焼山寺山8合目に本堂・大師堂だいしどう・鐘楼しょうろうが建つ四国屈指の山岳札所ふだしょ。
  • 本堂左横のお堂に弘法大師こうぼうだいし作と伝わる三面大黒天(大黒天・毘沙門天・弁財天)が安置される。
  • 樹齢500年超の杉巨木群が参道両脇にそびえ、県天然記念物。
  • 山上まで車道が通り、宿坊(約30名・要予約)がある。
  • 仁王門におうもんから境内へ続く参道は、平地の札所とは異なる山岳の空気に包まれる。
  • 昔この山には大蛇が棲み、山全体が火に包まれていたと伝わります。
  • 大師が真言しんごんの力で炎を鎮め、虚空蔵菩薩の力で大蛇を岩窟に封じ込めたことが寺名の由来です。
奥の院・霊跡
  • 境内から車道で約1.6km下った杖杉庵は、衛門三郎終焉の伝承地。
  • 大蛇を封じ込めた岩窟、垢取川での身清めなど、縁起えんぎの霊跡が語り継がれる。
  • 阿波三難所の一つ「遍路へんろころがし」として、古くから修行の霊場れいじょう。
  • 山門をくぐると、樹齢500年を超える杉の巨木が参道の両脇にそびえ、平地の札所ふだしょとはまるで異なる霊気に包まれます。
  • 十一番藤井寺からの山越えの遍路道は、かつて「遍路ころがし」と呼ばれた四国屈指の難所で、歩き遍路にとって最大の試練とされてきました。
  • この寺には「四国遍路の元祖」とされる衛門三郎の伝説も色濃く残ります。
  • 伊予の豪農であった衛門三郎が、托鉢に訪れた大師への施しを拒んだところ、8人の子が次々に亡くなったとされています。
伝わるもの

信仰と物語

御本尊と信仰
  • 本尊ほんぞんの虚空蔵菩薩は、後世の安楽と三途の難所を越える護りとして信仰される。
  • 三面大黒天は福徳・商売繁盛のご利益でも知られる。
  • 御詠歌ごえいかは、死出の山を越える恭敬の念を説く。
  • 悔悟した衛門三郎は大師を追って四国を20周巡り、この焼山寺の麓でついに力尽きました。
  • 駆けつけた大師が「何か望みはあるか」と問うと、「来世は河野家に生まれたい」と答え、大師は「衛門三郎再来」と刻んだ小石を握らせたと伝わります。
  • のちに河野家に、左手を握ったまま開かない男児が生まれ、僧が祈祷すると手が開き、中からその石が現れたとされます。石は今も51番石手寺の宝物として伝わっています。
  • この物語は施しと悔悟、そして再生の教えとして、四国遍路へんろが単なる巡礼ではなく、人生をやり直す旅でもあることを象徴しています。
伝説・説話
  • 役行者の開基、大蛇退治、大師が摩廬印と真言しんごんで炎を鎮めた伝承。
  • 衛門三郎が20周の巡礼の末に麓で力尽き、「衛門三郎再来」の小石を握らされたという譚。
  • 後醍醐天皇の勅願ちょくがん所となったと伝わる。
  • 境内奥の三面大黒天は福徳のご利益でも知られます。
  • 標高700mまで登りつめた先に広がる境内に足を踏み入れること自体が、第1回の巡拝における大きな達成感になるでしょう。
文学・和歌
  • 御詠歌ごえいか「後の世を思えば恭敬焼山寺 死出や三途の難所ありとも」
  • 元祖遍路へんろ・衛門三郎の物語は、近代文学や講談でも語られる。
ゆかりの人物
  • 開基は役行者小角と伝わる。
  • 弘法大師こうぼうだいしが虚空蔵菩薩で大蛇を封じ、三面大黒天を安置。
  • 衛門三郎(四国遍路へんろの元祖とされる)。
訪ねる方へ

参拝の手引き

年中行事
  • 正御影供:日時:旧3月21日
  • こもり法要:日時:8月30日
  • 大般若会:日時:秋の彼岸中日
参拝の実際
  • 駐車場は各車種あわせて70〜80台。
  • 宿坊は山上のため、必ず予約を。
  • 11番からの遍路へんろ道は約13kmの山越えの難所。
周辺・遍路道
  • 11番藤井寺から遍路へんろ道で約13.0km。13番大日寺(一宮)へは下山後約27.0km。
  • 名西郡神山町。ウメ・スダチの産地としても知られる。
アクセス
  • 11番藤井寺より192号を経て、石井町経由し県道20号線を利用すると便利。
  • 〒771-3421 徳島県名西郡神山町下分字中318
  • 088-677-0112
  • 各車種あわせ70〜80台
  • あり(30人・山上のため必ず予約ください)
この記事の拠りどころ

出典

本文の確認に用いた公開資料と、札所別研究記録に記載された書誌情報です。公開本文のURLを確認できた資料はリンクし、書誌情報のみ確認できたものはその旨を明記しています。

第12番 摩廬山 正寿院 焼山寺|(一社)四国八十八ヶ所霊場会(公式霊場案内)
Wikipedia「焼山寺」(日本語版)
巡拝「四国八十八ヶ所 お遍路歩き」(junpai.co.jp)
『四国八十八ヶ所霊場先達教典』((一社)四国八十八ヶ所霊場会編・2006年|書誌情報)
宮﨑建樹『四国遍路ひとり歩き同行二人 解説編』第8版(へんろみち保存協力会・2017年|国立国会図書館書誌)
上野進「四国遍路と札所寺院―香川県の札所寺院調査から―」(『四国遍路と世界の巡礼』5・2020年|愛媛大学リポジトリ)
四国遍路総合研究(霊場資料学)(科学研究費助成事業 KAKEN23K20107|研究課題・成果一覧)
前の札所第11番 藤井寺札所一覧へ次の札所第13番 大日寺