第76番 鶏足山 宝幢院 金倉寺

金倉寺
本尊薬師如来
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
御詠歌まことにも神仏僧をひらくれば 真言加持の不思議なりけり
はじめての方へ|この記事に出てくる言葉
- 本尊
- そのお寺がいちばん大切におまつりする、中心の仏さま。
- 御真言
- 本尊に呼びかける、サンスクリットに由来する短い聖なる言葉。
- 御詠歌
- その札所をたたえ、巡る心をうたった和歌。
- 縁起
- そのお寺の始まりや、いわれを伝える言い伝え。
- 札所
- お参りするお寺のこと。四国遍路では四国八十八ヶ所をめぐる。
- 大師堂
- 弘法大師(お大師さま)をおまつりするお堂。本堂とあわせてお参りする。
- 奥の院
- 札所の近くにある、もう一つの聖地。旧境内や、大師が修行したと伝わる岩や滝など。
- 結願
- 八十八ヶ所すべてを巡り終えること。「満願」ともいう。
- 四つの道場
- 四国の四県を、心の旅の四段階になぞらえた呼び名。阿波=発心、土佐=修行、伊予=菩提、讃岐=涅槃。
八十八ヶ所のなかの位置
八十八ヶ所の道のりで、第76番は 香川県(讃岐・涅槃の道場)にあります。阿波23・土佐16・伊予26・讃岐23ヶ寺のうち、全体では76番目です。

縁起と歴史
金倉寺は、弘法大師の甥で、天台寺門宗の開祖「智証大師」が誕生した地です。縁起によると、弘法大師が生まれた宝亀5年、智証大師の祖父・和気道善がお堂を建て、「自在王堂」と名づけました。仁寿元年(851)11月に官寺となったとき、開基の名をとって「道善寺」と改めました。その後、唐から帰った智証大師が唐の青龍寺にならって伽藍を整え、薬師如来を刻んで本尊としました。「金倉寺」になったのは928年で、醍醐天皇の勅命により、地名の金倉郷にちなんで名づけられたようです。智証大師は子供の頃「日童丸」と呼ばれ、たいそう賢いと評判でした。2歳の時には、一人で遊ぶ幼い体から後光が射しているのを付近の人々が見たといわれています。人々は「きっと仏様の生まれ変わりに違いない。将来は必ず立派なお方になられるだろう」と、この地に立派な子が生まれたことを喜び合ったそうです。また5歳の時には、目の前に天女が現れ、「貴方は三光天の一人、明星天子であり、虚空蔵菩薩の仮の姿です。将来仏道に入るなら、私がずっとお守りしましょう」と告げたという伝説もあります。この天女こそ、よその子供を食べた罪でお釈迦様に末子をとられ、子を失う母の辛さを教えられて仏になったとされる「訶利帝母」(別名「鬼子母神」)でした。こうして訶利帝母に守られて育った智証大師は、修行を重ね、仏法を広めることに精進できたといわれています。
- 詳しい年表は寺伝や公式資料をご確認ください(自動抽出では未整理)。
- 詳しい年表は寺伝や公式資料をご確認ください。
見どころ・伽藍
- 大師堂智証大師と弘法大師の像を安置しています。二人とも「大師」の称号を得て、「讃岐の五大師」に数えられます。
- 訶利帝堂本堂の左にある訶利帝堂に、訶利帝母(鬼子母神)の尊像を祀っています。
- 大師堂・訶利帝堂・乃木希典将軍
- その後、唐から帰った智証大師が唐の青龍寺にならって伽藍を整え、薬師如来を刻んで本尊としました。
- 大師堂智証大師と弘法大師の像を安置しています。二人とも「大師」の称号を得て、「讃岐の五大師」に数えられます。
- 訶利帝堂本堂の左にあります。訶利帝母(鬼子母神)の尊像を祀っています。
- 大師堂:智証大師と弘法大師の像を安置しています。二人とも「大師」の称号を得て、「讃岐の五大師」に数えられます。
- 訶利帝堂:本堂の左にあります。訶利帝母(鬼子母神)の尊像を祀っています。
- 大師堂・訶利帝堂・乃木希典将軍
- 金倉寺は、弘法大師の甥で、天台寺門宗の開祖「智証大師」が誕生した地です。
- 縁起によると、弘法大師が生まれた宝亀5年、智証大師の祖父・和気道善がお堂を建て、「自在王堂」と名づけました。仁寿元年(851)11月に官寺となったとき、開基の名をとって「道善寺」と改めました。
- その後、唐から帰った智証大師が唐の青龍寺にならって伽藍を整え、薬師如来を刻んで本尊としました。
- 訶利帝母天に守られて育った智証大師(円珍)が修行を重ねた地と伝わり、真言律宗にゆかりの深い古刹です。
- 本尊の十一面千手観音は秘仏で、開扉日が限られます。参拝前に公式情報や電話で開扉日をご確認ください。
- 境内には円珍・智証大師ゆかりの堂宇と、弘法大師信仰の遺構が残るとされます。
- 琴弾平野の西端に位置し、善通寺・甲山寺方面へ向かう遍路道の要衝です。
- 文化財の指定状況は、文化庁データベースや寺の公式情報でご確認ください。
- OUV特記:円珍(智証大師)生誕地
信仰と物語
- 本尊は薬師如来です。金倉寺の名(金剛)のとおり、神と仏と僧(三宝)の徳をひらいてみれば、まことに真言加持の不思議な霊験があらわれることよ。
- 真言は「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」。
- 宝号は南無高祖天台智者大師/南無曩祖智証大師智慧金剛。
- 5歳の時、目の前に天女が現れ、明星天子であり虚空蔵菩薩の仮の姿だと告げ、仏道に入るなら守ろうと約束したという伝説も伝わります。
- 天女の正体は、訶利帝母(別名「鬼子母神」)でした。よその子供を食べた罪でお釈迦様に末子をとられ、子を失う母の辛さを教えられて仏になったとされます。
- 御詠歌「まことにも神仏僧をひらくれば 真言加持の不思議なりけり」
- 御詠歌は四国霊場会の札所案内や納経帳などで広く知られ、巡礼の道中で唱えられます。
- 開基は和気道善と伝わる。
- 金倉寺は、弘法大師の甥で、天台寺門宗の開祖「智証大師」が誕生した地です。
- 縁起によると、弘法大師が生まれた宝亀5年、智証大師の祖父・和気道善がお堂を建て、「自在王堂」と名づけました。仁寿元年(851)11月に官寺となったとき、開基の名をとって「道善寺」と改めました。
- 「金倉寺」になったのは928年です。醍醐天皇の勅命により、地名の金倉郷にちなんで名づけられたようです。
参拝の手引き
- 採燈大護摩供:一般参拝者も火渡りに加わることができます。
- 駐車場:あり(有料)
- 電話:0877-62-0845
- 納経時間や拝観料は、季節や行事で変わる場合があります。参拝前に電話や公式情報でのご確認をおすすめします。
- 前の第75番善通寺から約4.3km。次の第77番道隆寺へ約4.6km。
- 善通寺インターチェンジから観音寺市内向きに県道33号線(旧国道11号線)へ。金蔵寺郵便局を左折すると、駐車場があります。
- 〒765-0031 香川県善通寺市金蔵寺町1160
出典
本文の確認に用いた公開資料と、札所別研究記録に記載された書誌情報です。公開本文のURLを確認できた資料はリンクし、書誌情報のみ確認できたものはその旨を明記しています。


