四国八十八ヶ所 ・ 高知県(土佐・修行の道場)

第38番 蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺

四国最南端、足摺岬の補陀洛東門。37番から80余キロと札所ふだしょ間で最も離れた修行の道場。補陀落渡海の信仰と、太平洋を望む観音浄土の霊場れいじょう 御本尊ごほんぞんは三面千手観世音菩薩です。 高知県・土佐の第38番札所です。
第38番 蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺 境内
境内Reggaeman / CC BY-SA 3.0

金剛福寺

本尊三面千手観世音菩薩

おん ばざらたらま きりく

御詠歌ふだらくやここは岬の船のさを とるもすつるも法の蹉跎山

高知県土佐修行の道場真言宗豊山派
はじめての方へ|この記事に出てくる言葉
本尊ほんぞん
そのお寺がいちばん大切におまつりする、中心の仏さま。
御真言ごしんごん
本尊に呼びかける、サンスクリットに由来する短い聖なる言葉。
御詠歌ごえいか
その札所をたたえ、巡る心をうたった和歌。
縁起えんぎ
そのお寺の始まりや、いわれを伝える言い伝え。
札所ふだしょ
お参りするお寺のこと。四国遍路では四国八十八ヶ所をめぐる。
大師堂だいしどう
弘法大師(お大師さま)をおまつりするお堂。本堂とあわせてお参りする。
奥のおくのいん
札所の近くにある、もう一つの聖地。旧境内や、大師が修行したと伝わる岩や滝など。
結願けちがん
八十八ヶ所すべてを巡り終えること。「満願まんがん」ともいう。
四つの道場
四国の四県を、心の旅の四段階になぞらえた呼び名。阿波=発心ほっしん、土佐=修行しゅぎょう、伊予=菩提ぼだい、讃岐=涅槃ねはん

八十八ヶ所のなかの位置

八十八ヶ所の道のりで、第38番は 高知県(土佐・修行の道場)にあります。阿波23・土佐16・伊予26・讃岐23ヶ寺のうち、全体では38番目です。

第38番は高知県・修行の道場。
千手観音(絹本著色千手観音像(国宝))
「絹本著色千手観音像」(国宝)東京国立博物館蔵 出典: Wikimedia Commons(パブリックドメイン)
所在地〒787-0315 高知県土佐清水市足摺岬214-1
前後の札所前の第37番岩本寺から約80余km(車で約2時間余、歩き約30時間・3泊4日。四国霊場の札所間最長距離)。次の第39番延光寺へ約50km(車で約1時間余、宿毛・中村方面)。