弘法大師御入定1200年御遠忌
大師堂 弘法大師像 修繕基金
大師堂にお祀りする等身大の弘法大師像を、これから五百年先までお守りするための修繕基金です。一口500円から、何口でもご縁をお結びいただけます。

等身大の大師像を、後世へ残すために
大師堂には、等身大の弘法大師像がお祀りされています。人と等しい背丈で坐すお姿は存在感があり、日々の礼拝の中心となってきました。けれど長い年月のうちに木地・彩色・構造の傷みが進み、このままでは次の世代へ安心して受け渡すことができません。
今回の修繕では、表面を塗り直すにとどめず、尊像そのものを五百年先まで残すことを目指します。状態を丁寧に調べたうえで、漆による堅牢な下地(堅地)で整え、彩色もそれにふさわしい方法で施します。弘法大師御入定1700年御遠忌の頃まで、美しいお姿を留めていただきたいとの願いからです。
修繕の費用は、大師像そのものだけでなく、お祀りする厨子や座具の調整、背面の壁など、尊像を安置し続けるために欠かせない部分も含めて、総額で1,500万円を見込んでおります。資材も職人の手も年々得がたくなるなか、いま行える最善の修繕で後の世へ残したいと考えています。大きなお願いとなり、恐縮に存じます。
一口500円から、何口でも結縁できます。お大師さまのお姿を後の世へ伝えるご奉納に、ご無理のない範囲でご参加ください。修繕は、浄財が整い次第はじまります。早くご縁をお結びくださるほど、お姿のよみがえりも早まります。
お大師さまについて
弘法大師空海(774〜835)は、讃岐国に生まれ、唐に渡って恵果阿闍梨より密教の正統を授かり、日本に真言宗を開かれた祖師です。書や土木、教育にも力を尽くし、仏の教えを人々の暮らしのなかに広く伝えられました。
承和2年(835年)、お大師さまは高野山で御入定されました。真言宗では、お大師さまは亡くなられたのではなく、いまも高野山の奥之院で禅定に入り、わたしたちを見守り続けておられると信じられています。奥之院では今日も、日々のお食事をお運びする生身供が絶えることなく続いています。
大師堂にお祀りする大師像は、そのお大師さまのお姿をこの地にお迎えし、日々手を合わせるよりどころです。
大師堂と、等身大の大師像
平等寺は、弘仁五年(814年)に弘法大師がこの地を開いたと伝わる、四国霊場第二十二番の札所です。山号を白水山、院号を医王院(日光院とも)といい、弘法大師の開基以来、高野山に連なる古義真言の法脈を伝えてきました。
四国霊場のお寺では、本堂とは別に、お大師さまをお祀りするお堂を設けます。平等寺の御影堂(大師堂)の本尊は弘法大師の尊像で、古くから霊験あらたかなお姿として仰がれてきました。人と等しい背丈の等身大で、いまもお遍路の巡拝の方々が絶えることなく、その御前に手を合わせていかれます。
等身大のお姿は、向き合うと、お大師さまがそこにおられるかのような近さがあります。長い年月、この地の人々やお遍路の方々は、このお姿に手を合わせ、悲しみも願いも託してきました。お大師さまの御入定から1200年の御遠忌を迎えるにあたり、この尊像を最善のお姿に調え、末永く次の世代へお守り伝えることが、この修繕の願いです。
修繕すると、このようにお姿が甦ります
すでに修繕を終えた弘法大師像の、修繕前と修繕後です。傷みを止め、尊容を整え、ふたたび礼拝の場へお戻りいただきます。


※こちらは本基金の対象(大師堂の大師像)とは別の、過年度に行った弘法大師像修繕の参考例です。
修繕の工程
今回の修繕は、傷んだ表面を塗り直すだけのものではありません。古い塗りをいったんすべて落として木地に戻し、その木地を芯として生かしながら、必要な手を加え、下地から彩色まで一からつくり直します。木地は仏師が、漆と彩色は塗師(ぬし)が受け持ち、京仏師が丹精を込めて、できうるかぎりの作法で、いまのお姿を見違えるほどに、最善のお大師さまへと調えます。
調査と記録
いまのお姿を写真と記録に残し、部材をいったん外して、玉眼(ぎょくがん)や矧ぎ目、内刳(うちぐ)りなど構造を調べます。
古い塗りを落とし、木地に戻す
長い年月のうちに重ねられた塗りや下地をていねいに落とし、木地まで戻します。お大師さまの素地と向き合うところから始めます。
木地の改修
傷んだ木を繕い、緩んだ矧ぎ目を組み直し、割れや欠けを木屎漆(こくそうるし。漆に木の粉を練ったもの)で補います。木地を生かしながら、必要な手を加えて構えを整えます。
漆の堅地(かたじ)づくり
木地の上に、漆の堅地から下地を一からつくり直します。長く保つ土台をつくる、今回の修繕の要です。
彩色と仕上げ
堅地にふさわしい彩色をあらたに施し、最善のお姿に仕上げます。
台座・光背の手当て
尊像を支える台座や光背も、あわせて整えます。
開眼供養とお還り
開眼供養を営み、ふたたび大師堂の礼拝の場へお還りいただきます。
堅地(かたじ)とは、漆に砥の粉(とのこ)や地の粉(じのこ)を練り合わせ、塗り重ねていく漆塗りの下地のことです。硬化するときわめて硬く、湿気にも強いため、古くからお厨子(ずし)や仏具のもっとも本格的な下地として用いられてきました(本堅地)。膠(にかわ)の下地のように水で緩むことがなく、この上に彩色を施すことで、お姿を数百年の単位でお守りできます。
全員のお名前を、大師像の中へ
金額の大小にかかわらず、すべての奉納者のお名前を奉納名簿に記し、修繕後の大師像の中へ大切にお納めします。
お名前を紙の上だけに留めず、お大師さまのお姿の内へ納めるところに、この奉納の重みがあります。日々の礼拝のなかでお大師さまの御前に納められ、後の世へ伝えられます。
ご奉納から開眼供養まで
口数を選ぶ
一口500円から、何口でもお選びいただけます。
お名前を記す
大師像の中へ納めるお名前をご記入ください。願いごとがあれば、あわせてお書きいただけます。
お支払い
カードなどでお支払いいただき、受領の確認をお送りします。
奉納名簿へ
いただいたお名前を奉納名簿に記します。
大師像へお納め
修繕の折に、お名前を尊像の中へ大切にお納めします。
開眼供養とご報告
修繕を終えた大師像の開眼供養を営み、ご奉納くださった方へご報告します。
開眼供養とは、修繕を終えた尊像を、ふたたび拝む仏としてお迎えする法会です。お納めしたお名前は、お大師さまの御前で、日々の礼拝とともに後の世へ伝えられます。ご奉納くださった方には、この開眼の大法会のご案内をお送りします。
大師像にご縁を結ぶ
口数(一口500円)をお選びいただき、大師像の中へ納めるお名前をご記入ください。
奉納名簿に記し、大師像の中へ納めるお名前です。
お大師さまの御前に納める願いごとがあれば、ご記入ください。
よくあるお尋ね
ありません。金額別の階級も返礼の差もなく、金額の大小にかかわらず、すべての奉納者のお名前を等しく大師像の中へ納めます。
一口500円で、何口でも奉納できます。おすすめは20口(10,000円)です。基金の目標額は1,500万円です。
ページ上部の写真は、大師堂にお祀りする弘法大師像です。修繕前後の写真は、別の、過年度に行った弘法大師像修繕の参考例です。
早ければ2028年頃に修繕開始し、遅くても2033年夏までに終了予定です。
宗教法人へのご奉納のため、寄付金控除の対象にはなりません。
Dāna
一口500円から結縁する
金額の大小にかかわらず、すべてのお名前を大師像の中へ納めます。お大師さまのお姿を後の世へ伝えるご奉納に、どうぞご参加ください。